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Portfolio

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Real Portfolio

製本までがZINE作りと思い、また、構想時からの刺繍の表紙は実現したかったので、このような形になりました。相手に見やすく、また置いてじっくり見てもらえるよう、フラットな製本を考案し、ミシンでA4を2枚ジグザグでつなげ、その後ミシン綴じで製本しました。ものづくりや裁縫が好きだったこと、今までの作品が人との繋がりから出来上がっていること、デジタルデータに温かみを加えるために、ミシンと刺繍という手のかかる方法にしました。最終的に慣れれば1冊1時間ほどで製本できたので、これもスキルアップになったと思います。

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Embroidery

刺繍はこれ以外に作ったことがないので、素人レベルですが、刺繍にしかできない凹凸と温かみ、帆布にしか見えない素材感があると思います。白の帆布にグレーはコントラストが弱くとも、凹凸でも十分に見えることと、色のコントラストよりも影のコントラストに注目して欲しいので、この色になりました。

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Bookmark

各テーマに応じた色をブックマークとして、また色見の少ない表紙に対してアクセントとして使用しました。作品を代表する色を選び、直接アクセスできるようにもなっています。

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Spine

背表紙はミシン綴じ(直線)となっているのですが、透明糸を使用したため、ぱっと見では見えない程度です。触れると確かに糸の凹凸が感じられるため、実際のものではないと分からない感触でもあります。

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Binding

ミシン綴じのため、かなりしっかりした作りになりました。就活に必要な”落ちない”製本になっているとも思います。また、郵送などでも中身が崩れる心配がないのもメリットです。

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End paper

見返しは銀鼠の厚口の紙を使用、遊びに厚みのあるトレーシングペーパーを使用しました。目次の白地へ移行するまで、脇役として目立たない、かつ見る楽しみに繋がる一動作になればと、入れました。

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Bookmark2

目次のページのしおりは印刷です。初めは目次と各ページにつけていましたが、2つ重なるとめくりにくいことと、賑やか過ぎてしまうため、一つにしました。目次は印刷のため、出来るだけリアルになるよう、実際につけた時の糸を撮影し、加工しました。

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Layout

レイアウトはWebとは異なっています。写真は同じですが、A4という限られた中で、作品の配列や見せ方は一番時間を要しました。初めの構想とは全く別の形となりましたが、単調にならず、作品らしさも出せるようにはなったかと思います。

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Binding2

ジグザグミシン綴じです。A4横の製本があまりなく、それでも、どうしてもフラットにしたかったため、このような形になりました。手間はかかりますが、しっかりとした製本になり、見栄えもそこまで害することはなかったかと思います。この綴じ方のために、出来るだけ穴が小さくなるよう、7番の針を使い、糸は透明にし、作品に支障がないようにしました。一度でも間違えると穴が開いてしまうので、縫うときは緊張感を持って作成しました。それでも透明糸の特性や返し縫いのタイミングで、全てが綺麗に縫えなかったところもありますが、手作りならではということにしています。

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Binding3

ぱっと見でオープンに開いた時に、ジグザグミシンの影響は見えないかと思います。これも、実際のものでは確かに見え、感じられるので、データでは出せない製本の足跡になるかと思います。

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Profile

最後のページに自己紹介を入れました。スキルやソフトウェアを星やグラフで表すことが多いので、このポートフォリオに見合った形を考え、ステッチのアイコンを作成し、スキルの星も同じフォントの星を使用し、基本的に「糸」を軸に作成しました。

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Font

「糸」に必要なステッチのフリーフォントを使用し、各タイトルに使用しています。

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