外耳炎になった経験もあり、夏に向けて気になっていたオープンイヤー型の、Shokz OpenFit 2+を購入。
オープンイヤーは「耳を塞がないから聞こえにくいのでは?」という印象を持っていました。
実際に使ってみると、良くも悪くもAirPods Proとは、聞き方そのものが異なる製品でした。
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オープンイヤーは「音を添える」感覚
最初に感じたのは、オープンイヤーはインナーイヤーやカナル型の延長線上ではないということです。
AirPods Proは耳を塞ぎ、ノイズキャンセリングによって音だけに集中できます。
一方、OpenFit 2+は耳穴は塞いでいないので、周囲の音と混ざります。
そのため、
- 音楽に没入する
- ポッドキャストを集中して聞く
- 細かい音まで楽しむ
といった用途ではAirPods Proに分があります。しかし、耳を圧迫しないで軽く聞く状況では快適でした。
AirPodsでは長時間使用すると圧迫による痛みが出たり、夏はかゆくなりますが、その心配がありません。
ポッドキャストとの相性は難しい
ながら聞きにいいということで、ポッドキャストとの相性が良いと思っていましたが、実際には少し違いました。
音声コンテンツは内容を聞いて楽しむものですが、聞こえないと意味がない。
周囲の音がある環境では自然と音量を上げることになります。
音楽であれば多少聞き流しても成立しますが、会話コンテンツはそうはいきません。
結果として、音楽や一部のラジオ・BGM的な利用には向いている一方、学習系ポッドキャスト・集中して聞きたい音声は環境を選ぶと感じました。
音質を求める製品ではない?
OpenFit 2+は音質がいいらしいです(聞き分けできる耳ではなく…)。
ただし、オープンイヤーという構造上の限界があります。
周囲の音と混ざるため、高音質かどうかよりも、快適に聞けるかが重要になります。
オープンイヤーに高音質を求めることは、窓を開けた部屋でオーディオを楽しむ感じだと思います。
良い音は出せても、周囲の音と混ざることは前提条件です。そのため、カナルタイプより音量はどうしても大きくなります。

自転車走行中はBGM専用
静かな住宅街では問題なく使用できました。
ただし交通量の多い道路では、車の走行音や風切り音によって音声コンテンツはかなり聞き取りにくく聞こえません。
そのため、BGM用途・聞き流してもいいコンテンツであれば問題ありませんが、
聞き逃したくないものには向かないと感じました。
*自転車走行中のイヤホン装着は、外周の音が聞こえる必要があるため、装着は個人の判断となりますのでご注意ください。
耳への負担はかなり減った
個人的に最も大きかったのはここです。
OpenFit 2+は耳穴を塞ぎません。
試着した瞬間から、思ったより柔らかいという印象でした。
耳掛け部分もシリコン製で軽く、長時間装着しても存在感が少ないです。
アトピー体質でも割と大丈夫でしたが、これも個人の体質によるので痒くなることもあるかもしれません(たまに耳のひっかけ部分がかゆいこともありました)。
耳穴を塞がないので、閉塞感もないです。
AirPods Proでは音量をかなり下げていても、長く使っていると耳の疲れや圧迫感を感じることがあります。
OpenFit 2+ではそうした感覚がかなり減りました。
外耳炎の既往がある人や、夏場に蒸れやすい人には大きなメリットだと思います。
MagSafe充電もできる
OpenFit 2+はQiワイヤレス充電に対応しているため、MagSafe充電器でも充電可能でした。

マグネットがないので、MagSafeの設置方法によっては少し工夫も必要です。

OpenFit2+のiPhone接続後に音量が変更する問題
iPhoneとの接続後に着信音量が変わる現象がありました。
これは結構不便で、最初は気づかず、「着信音がなんで大きいの?」でしたが、どうもOpenFit 2+接続後に着信音量が50%くらいまで勝手に変更されるのです。そして、接続解除後もその音量なので、うっかりすると危険です。
試行錯誤の上、iPhoneのショートカットのオートメーションで接続時に変更することで解決しましたが、ここで一つ問題がありました。
オートメーションが早すぎるのです…
iPhoneのオートメーションが早く、OpenFit 2+の音量調整より先に稼働してしまうため思った通りにいきません。
そこで、数秒待機してから音量変更を実行することで改善できました。
まずショートカットで音量調整を作成。待機時間はお好みで。

その後、オートメーションで、OpenFit 2+が接続した時に、先ほど作成したショートカットを実行。以上です。

このあたりはApple純正ではないBluetoothイヤホンならではの挙動かもしれません。
カナルとオープンは使い分けると吉
OpenFit 2+はAirPods Proの代替ではありません。音質や没入感を求めるならAirPods Pro。
耳への負担を減らしながら、生活の中に音を溶け込ませたいならOpenFit 2+。
同じイヤホンでも目指している体験がまったく違う製品でした。
個人的には、「音を聞く道具」というより、
「生活の中に音を追加する道具」という表現が最もしっくりきています。

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