回転体の適応
福祉用具のアイソメトリックのイラストを作ろうと試みた。アイソメトリックは3Dの効果の「押し出し・ベベル」で作るようにしていたけれど、先日、円柱につまづく。
ちなみに、医療、特にリハビリ分野で「アイソメトリック」というと、等尺性収縮のことを指すので、だいぶ医療の意識が薄れたなと実感。
円柱は押し出し・ベベルだとカクカクになる(当たり前)。回転体をあまり使ったことがなかったので、今回じっくり向き合えた備忘録。
1.2Dのイラスト
まずフラットなイラストの準備。今回はT字杖を作成。
2.グリップだけ押し出し・ベベル
丸くない部分のみ、押し出し・ベベルでアイソメ化。
ベベルのオプションを「曲面」にすると、少し丸みを帯びるので良い感じ。ちなみに、円柱にしようと用いてもうまくいかない。
3.杖先ゴムは回転体
杖先につけるゴムの部分は円柱になるので、ここから回転体を適応。回転体は、左右どちらかの辺を中心に回転・立体化されるので、パーツを半分にする。
そして回転体を適応。
楕円とペンツールでも出来なくはないけれど、陰影もつくので、より立体感を出すなら、こちらの方が便利。
4.支柱も回転体
支柱も半分にして回転体を適応する。
5.比較
このような感じで完成。押し出し・ベベルしか使わなかったので、円柱が大変だったけれど、今回を機に学べてよかった。応用して、車椅子や歩行器なども作成。
シリーズ化していずれ役立てたい。
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